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被後見人の株の売却について

被後見人の株の売却について

後見人をやっていると普段自分がやらないようなことも業務として経験します。そういったことはもちろん珍しいことではありません。例えば、被後見人の株を売却するという行為があります。私はプライベートで株の売買はしたことはありませんでしたが、被後見人の株をできるだけ損失を抑えて売却するにはどうしたらいいかと考えたところ、じゃあ自分でやってみるか、ということで勉強がてらやってみたこともあります。ある程度勉強して専門的な用語など理解できるようにしてことが重要だと思ったからです。

投下資本が数千万円となると日によって、数十万円、数百万円という感じで評価額が変わってきます。そこで、被後見人が汗水流して築いた財産ですから、危険を冒してまで大きな利益を出してやろうとまでは思いませんが、少なくても損失は最小限に抑えたいなと思いました。

まずは簡単な専門用語を覚えることからはじめて、日々、日経平均をチェックし、テレビも専ら株を扱うものを見るようにしていきました。そうすると段々と株ってこういう動きをするんだ、アメリカの経済とこんなに密接に連動しているんだとか分かってきます。3ヶ月くらいすると、証券会社の担当者とも普通に会話できるくらいまで、知識が溜まってきます。また、今後は日経平均が下がるな、上がるなと予想もできるようになってきます(当たるかどうかは別の話です)。円高や円安、アメリカの利上げ、日銀総裁の発言、FRB議長の発言など今まで気にも留めなかった情報がどんどん入ってきます。

私は、自分自身で株の売却のタイミングを決めるのではなく、証券会社の担当者と頻繁に連絡を取り、できるだけ良いタイミングで売却できるようにしています。売る銘柄、時期、金額など諸々考えて、担当者に売却の指示を出します。なんども携帯に着信があるから何事かと思ったら、担当者から今が売り時です!なんてこともあります。ここまで後見人の職務としては求められてはいませんが、この知識や経験は他の被後見人のケースで活きてきますので、是非活用していきたいと思います。

後見人の業務としては、資産を運用し増加させることではなく、保全することが目的です。保全するにはどのようにすべきかを考えています。自分の資産を運用するのとでは全く考え方が異なります。

ちなみに、株を多く持っている方の後見人になると配当金の受取りが結構大変です。最初はこまめに郵便局に受け取りに行っていたのですが、頻繁すぎるので、1箇月に1回といった具合に溜めてから受け取りに行くようにしました。証券口座へ入金する方法や銀行口座へ入金する方法もありますので、その方法に切り替える手続きを取った方が効率的です。

また、證券会社から一定期間ごとに残高報告書が郵送されてきます。その他、株主総会の招集通知、株主優待など結構処理が大変です。事務所のファイルが大量になってしまっています。なお、株主優待は無駄にしないように、微々たる金額ですが換金できるものは金券ショップで換金するなどしています。

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