事故によって手足が不自由な父は後見制度を使えますか?
皆様からいただいたご相談の一部を、こちらでご紹介させていただきます。
ご相談内容:
父は高齢ではありますが、頭はしっかりしていて判断能力も今のところ十分にあります。
しかし、事故によって手足が不自由で、介助なく一人で出歩くことはできません。
銀行預金や税金の支払その他財産管理を家族が代わりに行いたいのですが、どうすればよいでしょうか?
回答:
このような場合、成年後見制度を利用することはできません。
しかし、財産管理を家族の方などが行うことが可能です。
ご依頼者様ごとにオーダーメイドの契約書が作成できます。
なお、高齢者の場合、認知症等で判断能力が低下した時のことも想定しておく必要がありますので、後見業務に精通した司法書士にご相談下さい。