「補助」制度は、どのような制度ですか?
成年後見は、判断能力に応じて2つのタイプ、
①法定後見(現在判断力が低下している方向け)、
②任意後見(将来判断力が低下した時に備える方向け)に分けられます。
さらに、法定後見の中でも、本人の判断能力の程度に応じて、次の3つのタイプにわけられます。
- ●補助/判断能力が不十分である
- ●保佐/判断能力が著しく不十分である
- ●後見/ほとんど判断することができない
「補助」制度とは
「補助」制度は、法定後見制度の中でも、最も判断能力がある方へのサポートです。
そのため、本人の意思を尊重されており、日常生活での日用品の購入などのほか、裁判所で決められた事項以外は、補助人から同意を得る必要はありません。