高齢で家族がいない兄弟が後見申立を行ったケース【法定後見】
【ご相談者様の状況】
相談者は80歳と高齢ではありますが、ネットで検索して当事務所のホームページにたどりつき、お越しになりました。
お兄様が先月倒れて入院してしまい、財産管理をどうすればよいのかご相談に来ました。
お兄様は独身であるため、配偶者や子供がおらず、面倒を看るのは兄弟しかいなくて困っているとのことでした。
【当事務所のサポート内容・結果】
相談者の方自身が、後見人になると最初仰っていたのですが、後見制度や後見人としての仕事内容を説明しました。
まず、後見人となろうとしている相談者自身が高齢であるため、相談者自身が後見人として選任される可能性は低いことを伝えると、確かに自分には難しそうだということになり、第三者を後見人とする手続きを行いました。
不動産や株などの証券を持っていたため、なおさら第三者の専門家に後見人になるべき案件でした。また、後見申立当時の財産状況は全く分からず、困難な案件でもありました。