任意後見監督人の選任申立を依頼したい【任意後見】
【ご相談者様の状況】
相談者様のご子息から当事務所にお電話頂いたことから、ご依頼頂くことになりました。どうやら、任意後見監督人選任申立を行うことができる事務所を、相談者様に代わってご子息が探していたようです。電話で相談概要を伝えても他の事務所ではよく内容が分かってもらえないようで、最終的に当事務所に電話したとのことでした。
相談者様は、数年前に父親と任意後見契約を締結したものの、ずっと父親が元気だったのでそのままにしていました。しかし、最近父親が体調を崩し入院したのを契機に、記憶力がかなり低下し判断能力も低下し始めました。そこで、任意後見契約を発行させるべく、任意後見監督人の選任申立を依頼したいということでした。しかも、お電話があったその日に相談に行きたいということでした。
【当事務所のサポート内容・結果】
お電話を頂いたその日のうちに相談者様に詳細を確認するため、当事務所で諸々状況の聞き取りを行いました。お父様の状況や任意後見契約書の内容も確認し、確かに任意後見監督人を選任するタイミングでした。
そこで、相談者様にしか書くことができない書類を早急に準備し、その場で書けるところは私の方で書き方を教えながら書いて頂きました。その他の書類は当事務所で準備しました。
任意後見契約は、単に契約をしただけではその効力は発生せず、任意後見監督人が選任されてはじめてその効力を生ずることになります。相談者様はできるだけ早く手続きを行いたいということでしたので、初回の相談時から2週間で申立まで行うことができました。
先日、無事に任意後見監督人として司法書士が選任され、これから打ち合わせを行うところだとご連絡を頂きました。早急に手続きが完了したことを大変喜んでおられました。
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