成年後見Q&A
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度々書いていますが、居住用不動産の処分許可が必要か否かについて、今回も書いていきたいと思います。施設に移る場合に居住用不動産処分許可が必要かどうかという質問は、親族後見人の方のみならず、専門職後見人からもある質問なので知…続きを読む
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本人の成年後見人として、親族、友人や市民後見人など専門職(弁護士・司法書士・社会福祉士)以外の方が就任していることも多いと思います。 そこで、本人が死亡した場合の財産の引継ぎについて書いていきたいと思います。 成年後見人…続きを読む
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成年被後見人が権利証を紛失しているケース 親族の方が後見人になっている場合で、被後見人である父が所有する不動産を売却して、今後の療養費に充てていきたい、というのはよくあることだと思います。売却の手続を進めようと不動産会社…続きを読む
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質問が多い「後見・保佐・補助」の違いについて 成年後見の申立てをする際、管轄裁判所指定の書式に従い、医師の診断書を取得するところから申立ての準備はスタートすることになります。その東京家庭裁判所の書式の場合、診断書にチェッ…続きを読む
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成年後見人を交代することはできますか? 「成年後見人を交代させることはできるでしょうか?」 1、2ヶ月に1回程度このような相談を受けることがあります。事情は人それぞれです。例えば、当初自ら進んで後見人となったものの日…続きを読む
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複数で後見人をすることはできるますか? 多くのケースでは、成年後見人として選任されるのは1人となっていますが、法律上後見人は1人と決まっているわけではありません。そのため、複数選任される場合もあります。 複数後見のなか…続きを読む
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成年後見の申立費用は申立人負担か 成年後見制度を利用する場合、制度を利用する本人の住所地を管轄する家庭裁判所へ申立を行います。東京家庭裁判所で後見の申立を行う場合の費用は次のようになります。 申立手数料(印紙)800円、…続きを読む
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【信託するか、後見監督人を付けるかの選択】 東京家庭裁判所では、現金、預貯金や株式等の流動資産が500万円以上ある場合には、後見制度支援信託を利用するように勧められます。平成26年5月までは「1000万円以上」としていま…続きを読む
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【成年後見とは一体どんなもの?】 人間は歳を重ねると老化により判断能力が低下していくのは自然な事です。 判断能力がある程度落ちてしまうと不利益を被ってしまうことが多々あります。 世の中には判断能力が低いと判断して騙そう…続きを読む
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成年後見における代理権・同意権・取消権とは 【成年後見人のケース】 ■代理権 成年後見人の業務は大きく分けると財産管理業務と身上監護業務に分けられます。 特に成年被後見人は、常に判断能力を欠いている状況にあ…続きを読む